2022年度地域協働委員会
<基本方針>
「はじめに」
青年会議所とは、「明るい豊かな社会」の実現を理想とした同士が集う青年団体です。今から遡ること60年、日向市に高き志を持った諸先輩方達により日向青年会議所が発足されました。この間「修練」「奉仕」「友情」の変わらない信条で地域社会への貢献運動を築き上げてきたことで、当青年会議所は、地域に信用され必要とされる団体となりました。私たちは、コロナ禍による社会情勢の変化に振り回されず地域社会、地域団体との運動を続けていく使命があります。急速なグローバル化やICTの普及などで手段の多様化そして定着化してきた中、私たちはあらゆる手段を用いていかなければなりません。
そのような中、当青年会議所は本年度で60周年を迎えます。人で例えるなら「還暦」という節目の年となります。「生まれたときと同じ暦に還る」という意味から当委員会は創立時の理念を再確認し、本年度理事長の掲げる「温故知新」のスローガンのもと、新時代と融合していくことで「明るい豊かな日向市」を創造できると確信しています。
1 「SDGs事業」
当青年会議所がSDGs認知度向上を目的に活動してきて3年目となる本年度は全ての項目を幅広く認知していくだけではなく、一つの項目に焦点をあて、もう一歩踏み込んだ取り組みを考えていきます。また日向市に住む私たちが取り組むべきSDGsを地域企業と連携し考えることで、地方創生の足掛かりになることも期待できます。そのために、持続可能なまちづくりと地域活性化を図るためこの事業を実施いたします。
2 「防災・減災事業」
当青年会議所は2015年に日向商工会議所青年部、日向木の芽会の青年3団体、そして2016年に日向市と防災協定を締結しました。2019年からはH(避難所)U(運営)G(ゲーム)訓練を実施し、改めて防災に対する意識の大切さ、避難所での行動について学びました。本年度は学ぶだけでなく地域の方に認知していただくため、防災協定を結んだ3団体が協働して主導となりHUG訓練の周知をさらに深め、実践に近い防災・減災事業を通じて市民の意識醸成を高めていきます。
3 「習育事業」
日向市にはたくさんの未来ある子ども達がいます。子ども達が活躍する場所は学校、家庭、習い事様々です。しかしその活躍する場所を分からないまま過ごしている子ども達も多いと思います。活躍する場を経験することは、自信を持つだけではなく、これからの人生に必ず役に立つものだと強く考えています。そのため、私たちは青年会議所の視点から子ども達が活躍できる機会を提供します。子ども達に自己肯定感をつけてもらうためにこの事業を実施します。
4 「継続事業」(神話トライネット、日向みなと夢・みらい花火大会、十五夜祭りお化け屋敷)
延岡・熊本間を結ぶ九州中央自動車道の早期完成に向け、神話トライネット関連団体と連携を図りながら、建設促進運動を実施してまいります。またコロナ禍で去年、一昨年の2年間も中止を余儀なくされた日向みなと夢・みらい花火大会、十五夜祭りお化け屋敷の今年の開催実現を願い、開催の際には積極的に参画してまいります。
5 「会員拡大」
当青年会議所がJC活動を幅広く波及させていくには1人でも多くの同志を集め共に活動することが必要不可欠です。会員拡大をするにあたって、メンバーがJC活動を楽しいと感じていなければ人に楽しさや魅力は伝えることはできません。そのためにはメンバー間の絆をさらに深め、1人1人が積極的にJC活動に励み楽しむことがとても重要だと考えます。そして地域の参加者を増やした事業の実施、より事業を公知していただく為の幅広いプレスリリースなどを通して外部に発信していくことが会員拡大に繋がると考え拡大運動に努めてまいります。
事業計画
1 SDGs事業
2 防災・減災事業
3 習育事業
4 継続事業 (神話トライネット、日向みなと夢・みらい花火大会、十五夜祭りお化け屋敷)
5 会員拡大
6 60周年事業への積極的参加
一般社団法人日向青年会議所 地域協働委員会 委員長 杉本圭史